ストレートニュースとしては4日前に廃刊決定が流れたようです。JACQUES BILLEAUD (AP)署名による「East Valley Tribune in Mesa, Ariz. to close」によると、1997年の最盛期に部数94,500部、今年、ピューリツァー賞(ローカルニュース部門)を受けたばかりだといいます。昨年終わりに4割の人員カットをし、140人の従業員で再生を目指していました。親会社自身が連邦破産法11条で再建途上であり、新たな買い手を見つけようとして果たせなかったのでした。この記事は「米国全土で百紙ほどがいつまで紙の新聞を続けられるか、日を数えている状況だ。ウェブに移行してしまう新聞もあれば、Denver's Rocky Mountain Newsなどのように完全廃刊もある」とも伝えています。East Valley Tribuneも残る140人を解雇しての廃刊です。
同紙自身による「East Valley Tribune to shut down Dec. 31」は年代記まで付け、関係者の惜しむ声を含めた、かなり長い記事になっています。その中でアリゾナ州立大ジャーナリズム学部のStephen Doig教授は「新聞の廃刊や大幅縮小を目にするたびに、喜ぶのは監視されることが無くなる詐欺師や無法者ばかりだと思う」「ジャーナリズムは生き残るが別の形になるだろう。たくさんの実験が行われ、多くは失敗し、いくつかが成功しよう。10年後にはニュースを生み出す光景は、今と全く違っていよう」と述べています。