ネット大異変は1カ月で元へ収束? [BM時評]

 「大異変がネット上で5月中旬に発生!」「四川地震はグーグルに味方、ヤフーの敵(6/14追補)」で伝えた大異変現象がほぼ収束したようです。まずAlexaのグラフを掲示します。  国内版のヤフーとグーグルの関係が最も劇的で対称形の推移を見せ、そっくり元に戻りました。激減の様子だったニコニコ動画も急回復の兆しです。世界スケールでも同じ動きがあり、下のグラフには一例としてニューヨークタイムズ紙を入れています。アマゾン、はてな、アサヒコムと合わせてよく似た動き方をしています。「魔法のiらんど tosp.co.jp」は大きくアクセス量を落としたので、回復基調にありながら遅れているようです。

 Alexaの統計グラフ上だけの動きなのか、実態を伴った物かは「6/14追補」でほぼ答えが出ています。マスメディアサイトがこの1カ月間、大きくアクセスを伸ばしました。「tanakanews.com」のような個人運営のニュース系サイトまで似通った変動があったようです。ただ、どうしてこんな事が世界スケールで起きるのかは、依然として謎です。