| 「インターネットで読み解く!」 テクノロジー社会塾 |
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◆Vol.3(92/7〜92/8)
066 [92/07/18 16:13] QFF00565 dando 男性の生涯未婚率が東京で一割超す
**********************************************************
* 結婚しない男たち 10年で倍増、西欧に近づく *
* 五十歳のシングル率 東京は初の一割、大阪は十五人に一人 *
**********************************************************
1992.7.18 夕刊一面
五十歳になっても結婚しない人は女性よりも男性の方が多く、東京では
十人に一人、大阪でも十五人に一人を占める−−厚生省人口問題研究所が
十八日までに、こんな調査結果をまとめた。男女とも晩婚化が進む傾向に
あるが、五十歳の男性の未婚率が都道府県単位で一割に達したのは初めて。
フランスやスウェーデンなどでは、十年前に四十代後半の男性未婚率が一
〇%を超えている。同研究所は「女性の自立、結婚に対する価値観の変化
などが影響している。中高年の未婚率はさらに高まるだろう」と話してい
る。
------ 本文省略 --------
067 [92/07/22 01:24] MHH00073 結婚しないか出来ないか?/KINO
今週は、長崎まで取材に行くことになりました。恐らく、金曜日
の朝にJAS便で行くことになるでしょう。土曜日まであちらに滞
在するかどうかは分かりませんが、さて、長崎は、東京よりも暑そ
うな気がして、今からビクビクものであります。
KINO
068 [92/07/22 22:24] QFF00565 dando 「しないのか、出来ないのか」データ
結婚しないのか、出来ないのか−−世評では「出来ない」のですが、そう
簡単に、本人たちに聞かないで決めつける訳にいきません。やっぱり、デー
タで見ていただいて、皆さんで判断してほしいと思います。
そこで、東京の世代別、配偶関係別の人口データを引いて来ます。東京の
男性生涯未婚率の動きは、戦後ほぼ一貫して全国の動きの10年先を示して
きました。だから現在の「東京」の50歳前後の状況は2000年の「全国
」の50歳前後なのです。そして・・・。そういう理解の上で読んで下さい。
若年層は仕事や大学で流入している男性が多いので割り引く必要もあります。
なお、女性は一度離婚すると再婚はしたがらず、逆に男性は再婚に動きます。
◎東京(1990) (単位:千人)
<<男性>> <<女性>>
歳 未婚 結婚 離死別 未婚 結婚 離死別
20-4 607 ****************************** 490 *************************
22 0 48 1
25-9 395 ******************** 244 ************
125 2 204 6
30-4 185 ********** 91 *****
226 5 275 10
35-9 121 ****** 58 ***
290 9 314 18
40-4 101 ***** 55 ***
381 17 398 33
45-9 56 *** 39 **
358 20 367 40
50-4 31 ** 31 **
335 21 328 46
55-9 18 * 29 *
317 21 284 57
60-4 10 * 25 *
248 18 209 68
同僚の中には「目を覆うばかり」と表現する御仁もいましたね。
ところで、会社人間で仕事ばかりの男たちは、女性の前に出ると何をして
よいのか、分からなくなる−−という戯画が言われるのですが、ワーキング
ウーマンたちも、「そんなに偉そうに言えるのか」との疑問がフェミニズム
の側からも出ています。つまり、働く女性も「会社人間になるか」、それと
も「会社辞めます」の選択に迫られているというのです。
今後の日本の男と女は、どうなるのか−−それを考えるヒントを実は、こ
のHPでは提出済みなのです。このHP最初のレポート、「働くことの意味
国際調査」で日本人の仕事中心性が下がる傾向にあることをお見せしました
ね。(読みそこねた方はメールで送りますから、請求して下さい)
その意味では、ある時間が経てば、解決される要素はあります。でも、生
物学的に弱い男性の方が多く生まれ、医療の進歩で死ななくなった問題は若
年層ではっきりしていて、こればっかりは、どうにもなりません。
069 [92/07/24 19:07] QFF00565 dando 田舎でも高離婚率県は・・・
書き忘れたことがひとつあります。男性の生涯未婚率ベスト5の中に、
沖縄、高知といった、田舎が含まれていること、お気付きですか。これは
偶然なのか−−そうなる理由があるのです。いずれも離婚率が高いことで
有名な県です。わたしが高知支局で4年余り過ごした経験によると、それ
は女性が強いから、つまり、ダメ男はほうり出してしまうからだと考えら
れます。そして、水商売でもして女性はたくましく自活していきます。
象徴的な光景がありました。高知に赴任して、間もなく県庁のお堀端を
歩いて支局に戻っていると、高校生が自転車でやって来ました。なんと、
女生徒が男生徒を荷台に乗せているカップルが何組も含まれていたのでし
た。わたしは、ちょっとあぜんとして、見送ったものです。高知や南西日
本の「男尊女卑」は建前だけであって、内実は違うようなのです。かの薩
摩の女たちも実際はたくましいと聞きます。
女たちが強くなったから都会の男たちが結婚してもらえなくなったのだ
と、考えると、実に符合する実態が、高離婚率県にはあるというお話、納
得でしょうか。そう、高知の女たちの着ているものは実に都会的で、一方
男どものスタイルはダサイのでした。
070 [92/07/25 23:15] MHH03433 (ただ とも)強いオンナ
私は三年ほど沖縄で暮らしたことがありますが、(復帰直後ですから、もうずいぶ
ん以前のことになります)確かに女の人は逞しく、強いなぁということを感じました
ね。沖縄に着いて、その日に、警察署の屋上から垂れ幕がかかっているのを見ました
が、それに「時間を守りましょう」と書いてあったのが忘寺ー曖=磨Bなんだ?と
思いましたが、その後、仕事をするようになったら、とにかく時間を守らない人が多
いというか、それが普通なんだということがわかりました。打合せの時間に行ってみ
ると、誰も来ていない、というのはザラでした。鉄道がないのが主な原因だとは思い
ましたが、それだけでは、もちろんない。
あ、そうそう、女の人ね。魅力的でしたね、女の人は。すぐに何人も友だちができ
ました。彼女たちのひとりが、「沖縄では男のひとりやふたりを養えないようなのは
一人前の女じゃないんだよ」と教えてくれました。そういう言葉があるとか。糸満と
いう漁港で有名なところの女の人は、「昔は、男が漁をして帰ってくると、とれた魚
を妻が買取り、それを売りさばくのが普通だった」と言っていました。夫は労働者、
妻は経営者、というわけ。
それから婚外の子どもが多いのにびっくりしました。もちろん混血の子が多かった
わけですが……。当時としては、保育所が非常によくできていて、みな明るかったの
が印象的でした。また、共同体のような地縁の団結のようなものが強く残っていて、
道徳は道徳、子どもは子ども、という感じで、地域全体で子どもを育てているような
感じがしました。
三年いて、ついに男の友だちはできなかったのが不思議ですが、とにかく私の目か
ら見ると、沖縄の男の人は内向的というか、深く許すまではなかなか許さないという
ところがあり、その点がどうして女の人は逆なんだろうと思った記憶があります。
当時、続々と他府県から事業所が流入していた時期で、いわゆる本土から独身男性
が多く来ていて、それらの人とはなんとなく集まるところがあり、私も知り合いが多
くできましたが、そいつらは、なんと、みな沖縄の女性と結婚してしまいました。そ
のまま沖縄にいついてしまった人も結構います。ははは。
071 [92/07/26 12:40] MHH00073 新しい生活・・・難しいなぁ
どんな生活を志向しつつあるのか?
確かに、Dandoさんの言うように金よりも生活そのものを楽しむ
っていう人が増えているようにも思います。そのような人が生まれ
ることじたい、やはり日本が豊になったためだと思います。日々の
暮らしに追われるような人が多数を占めるような国々では、目先の
ことしか頭に回らず生活の質がどうのといった発想も困難のように
思います。
で、日本ではどうなんだろっていうことになると、実際に経験す
る女性たちが奇妙な定型化した結婚感を持ち続けているように思い
ます。また、男は男で、女性の肉体を求めてさまよっている、それ
も現実の一側面でははないでしょうか。まあ、エイズを例に出すま
でもなく、買春夫たちがタイまでエイズを買いに行っております。
国内でも、買春夫たちは、売春館で女性たちの性を買っていますよ
ね。
売春防止法があっても、買春夫防止法がないんだから片手落ちも
はなはだしいとは思いますが。まあ、金で異性を買い求めるってい
う行為そのものが、なんだか空しいものがある。で、話が飛んでし
まいますが、売春館で売春をしていた女性たちって、リタイアした
らどういう生活をしているんだろぅ。そのあたり、昔から不思議に
思っていたのですが、うーんっ、わからないなぁ。
・・・・・金のためにあくせくするような生活って、もうやりた
くないと思っておりますが、でも現実の女性たちは、自分のために
アクセクしてくれる男を選択しているようにも思うなぁ。まあぁ、
そのことによる結婚生活がどんなものになるのかっていうことは、
生活が始まってから気が付くわけでしょう。そのあたりがあるから
×壱がモテテイルとかって側面もあるように思う。
072 [92/07/26 16:11] QFF00565 dando RE:70,71 男と女・・・国際結婚
ただ ともさんの沖縄についての書き込みで漁師町の経済構造を思い出しま
した。これは高知でも室戸あたりの取材ですが、男が水揚げして来た魚介類は
商品として売られるよりも、親戚筋に配られるようです。そうすると、親類う
ちでは必ずどこかのうちで漁があるから、毎日の食べ物には困らない−−ただ
食べる以外の支出には現金が必要になるので、女たちは内職やパートなどで現
金をつくる−−だから、生活のベースは男が支えても、「現金」生活、市場経
済関連と言える部分は女のもの−−だから、漁師町の女は強いのだ・・・。
KINOさんがいわれる、女たちの奇妙な結婚観とは「三高」志向のことで
すか。身長170センチ以上、高学歴、高年収がそうでしたっけ。んなこと言
ったら対象が狭まり過ぎて、自分の首を絞めるだけですが、わたしは、女たち
が自分で結婚対象を選ぶ基準をもてないでいる−−その表現だ、と考えていま
す。自分の基準がないから、とりあえず世間で流通している基準を掲げておく
貧しい戦術です。
談話をもらったお茶大の袖井先生が学生達に聞くと、最近では「価値観を共
有できる男性がいい」という答えが多いそうです。この答えもくせ者です。言
われる「価値観」とは何でしょう。自分の価値観を押し付けて、それに応じて
くれる男性がそこらあたりに転がっているのでしょうかね。やっぱり、互いに
作り上げていくしかないものでしょう。
女を子供を生む道具としてしか見られない男たちは、最後の手段として国際
結婚を都会でも選択しているようです。山村のフィリピン花嫁のように目立ち
ませんが、都会でも着実に増えているようです。国際結婚が1990年には2
5年前の6倍になり、25600組もあったそうです。このうち、妻が日本人
は5600組だけで、残りの20000組は妻の国籍はフィリピンを中心に、
中国、韓国などです。外国からの出稼ぎ女性を合法的に入国させる目的で偽装
結婚している例が多いとする見方もありますが、東京で国際結婚相談業者が乱
立している現実もあります。わたしが電話で取材したなかには、現地に日本語
学校を開いて、日本男性との結婚希望者にちゃんと花嫁教育を施して送り出し
ているところまでありました。中国などではどうして知り合ったのかなど詳細
な文書にして当局に提出しなければならないそうで、そういう「作文」も大変
そうです。結婚したい男性は現地にお見合いに行くほか、決まってからも一度
は現地に行って、相手の家族などと交流するそうですが・・・。
073 [92/07/27 20:42] MHH00073 三高の男性やーーーいっ!
価値観の共有という幻想
価値観を共有ではれば三高でなくても結婚するっていうんでしょ
うか、だったらまぁ、ボクでも結婚出来なくはないかもしれない、
と思う。で、そのあたりで一番気になるのが、女性の価値観とボク
の価値観が共有出来たとして、問題はその後だなぁって思います。
というのは、昔の物語に少し関係してくるのですが、たとえ女性の
側で男に惚れたとしても、女性の両親ってのが曲者だなって思いま
す。女性がひとり娘だったりすると、彼女の結婚ってのはあたかも
両親の結婚であるかのごとく進行していきます。
まぁ、そういう過保護の中から抜けることの出来ない人間だと思
うと、どうしたって迫られても抱くことをためらいますね。まぁ、
その結果、両親側では「娘はまだ傷物ぢゃない」などと安心して、
本音で迫ってくるというものです。そのあたり、物語ではいくらで
も書けますが、実際に経験してみるとなかなか厳しいものがありま
す。
相手の女性がボクみたいなお馬鹿さんでも構わないっ、そう言っ
てくださるんだったら、そして相手の両親が尊敬出来るような人な
ら、たとえ相手の両親が反対しても力尽くで抱いてしまうだろうな
ぁあって思います。うーむっ、夏だ、暑いぞっ、なのになんちゅう
ことを書いているんだろぉ、お馬鹿さんKINO。
沖縄の女性のこと、ただともさん、面白かった。それで思い出し
ましたが、友人のライターの奥さん、沖縄出身のご両親でした。彼
女は、今時の日本には珍しい素敵な人だったなぁ。友人と出合った
ときは、友人がある新聞社の人員整理で首を宣告された時でした。
もちろん失業者ってことですが、それでも彼との結婚をしておりま
す。その後彼は、フリーのライターとして苦労をしましたが、ずっ
と彼を支え続けています。そういう女性に育てた両親ってのが、や
つぱり偉いなぁって思います。相手の両親か尊敬できれば、反対さ
れればむしろファイトが湧きますね。逆に、両親のほうで三高を望
んでいたりする現実を目の当たりにすると、逆上しちゃうなぁ。
いささか個人的なことで申し訳ありませんでした/KINO
074 [92/07/27 21:47] MHH03433 (ただ とも)あのねー
KINOさん、超個人的なことを書いてますなー。感心するよ、まったく。
DandoさんのHPでこんなこと話していていいのかなーと思ったが、私も
対抗しちゃうもん。
私が沖縄から帰ってきて、2年後くらいでしたか、東京で沖縄から
来ている男性と知り合ったんですよね。
はっきり言って、私は彼が好きでした。
しっかし、なんというか、朴念仁というのは彼のためにあるような
言葉でですね、しょっちゅう顔は合わせるのに、そうですねぇ、2年
間で個人的な話をしたことは一度もなかったな。もちろんデートした
こともなかったし、電話すらしたことなかったですね。いい人だなー
というだけですね。琉球新報の大城朝次郎さんという人ですけど。
三高なんて無縁の人でしたねー。学歴は知りませんが。沖縄に帰ら
れて、沖縄美人と結婚されたそうですが(ちゃんとそのへんは確認し
たのであった。(ただ とも)沖縄支局がありますから)よかったなー
と思いました。私は、別の朴念仁と結婚できました。メデタシ。
075 [92/07/28 01:00] MHH00073 こだわりの消えない理由/KINO
超個人的にこだわり続けるわけ
そりゃ、こっちだって早く忘れたいというか、さっさと新しい恋
をしたいなぁって思っているのだ。でもねぇ、それを許してくれな
い人ってのもいるんだよぉ。そりゃ、KINOが悪いって言われそ
うですが、あのねぇ、毎月のように本人とかけ離れた立派なことを
書きまくられたんぢゃ、毎月のようにムカムカッとし続ける構図だ
よ。そんな構図になるとはボクだって思ってもみなかったけれど、
余りに本人と違い過ぎる虚像が、あたかもエッセーであるかのごと
き体裁で綴られ続けるってのを見るのは、拷問だなぁ。そんなもん
見なければいいぢゃないかって言われそうですが、自動的に送られ
てくるんだから、少しは変わったかなぁ、などと見てしまうのです
よぉ。
もう、郵送されて来たらゴミ箱へ捨てることにしよう/KINO
076 [92/08/01 20:03] QFF00565 dando 一人人生の脅迫観念
KINOさん、ただともさんの極私的書き込み、暑いですねーー。もっとも、
予報によると、8月に入ったので、7月下旬ほどの暑さでなくなる、というか
ら・・・。(このHPは、常連でROMしている方が50人くらいいますから、
それはご承知おき下さいね。)
ところで、ただともさんが、個人的な会話は少しもしないで好きになったと
いう御仁の場合は、「価値観が共有できる」ような感じだったのかな。どうで
しょう。
フェミニズムの立場だと、男性ばかり責められがちですが、実際には女性も
分かっていない状況だと思います。もっとも、花嫁学校−−英語だと「フィニッ
シュ・スクール」でしたっけ−−で教えるようなものではないんですね。女性
側が主導で開いている「花婿学校」に対抗する「花嫁学校」を開ける人材はい
ないのかな。
それにしても、男の側には「生活力」がなさ過ぎるのです。ようやく結婚し
た、ある三高男性の場合、彼の部屋には厚さ30センチばかりの地層が出来て
いました。地層に埋まって、布団の長方形が沈んで見えるのでした。「彼の部
屋を見ると人生観が変わる」とのたまったお人がおられました。わたしなど、
中学生のころから、最低限の料理、最低限の裁縫はできないと、自分一人で生
きるときに困るな、などという脅迫観念があったのですが・・・。
077 [92/08/02 01:54] PGB00664 性モラル変化も単身者増大の一因 /土師欠
東京は、江戸幕府が開かれて以来、多くの男性単身(既婚・独身)者が流入して
形成されて来た都市であり、その当初から男性人口が女性人口を上回っていました。
その為、単身男性の生活しやすい環境が形成されて来たと聞きます。遊廓や赤線、
近年のセックス産業等がそれらの環境の底辺を形成して来たのは、残念ながら事実
なのでしょう。
セックスを抜きにしても、最近の東京などの大都市は、独身・単身者であっても
生活に余り不自由を感じさせない、諸々の装置に満ちております。
古典的なエンゲルスの『家族、私有財産および国家の起源』は、ともかくとしても、
「家族とは一体何なのだろう」と言う事を考えてしまいます。家族の本質や起源に
関しては近年、動物行動学・サル学や、「定住」をキーワードにした生態考古学等の
立場からのアプローチ等が為されております。
結婚や家族の形成は、動物生態学的にみれば、詰まるところ子供を産む性としての
女性側からの子孫繁栄の一戦略であって、そのイニシアチブは実は今まで、女性側に
握られていました。ヒトの、性行動と種の保存という行為が分離された結果、男女共
に固定的なパートナーを必要としなくなり、それが男女共に生涯単身者を増大させて
いる原因の一つになっているのかも知れません。これは男性側(種馬兼鵜飼いの鵜?
)から見れば、女性からの解放なのかも知れませんね。
生涯未婚でいるということは、一般的に言って家族を作らない事であるわけですか
ら(「未婚の母」なんて言うのもあるが)、個人レベルで考えると明らかに、社会的
動物としての最小基本単位を形成しない、不完全な人間と言う事になるのかもしれま
せん。
又、擬人的に見ると、都市の発生は、生物としての人間の個体のワクを超えた、
1つの生命体の発生と捉える事も出来るのかも知れません。それが「種全体社会」に
とってプラスに働き、機能する限りに於いては、人類は滅亡しないのでしょう。
その意味でも、家族と言う単位を社会の単位とする事を前提としている、現在の
社会制度自体が、今後再検討を迫られて来るのでしょう。
しかし、超生命体的な都市自体にも既に、動脈硬化等の老化現象が目だって来て
いるわけです。交通渋滞等はその良い例です。
最近の男性の造精子能力が、以前に比べて著しく低下してきたと言う話を、
何かで見ました。造精子能力の低下イコール性行動の低下と、直ちには結びつかない
でしょうが、性産業自体もこれから様々に変化して行くのでしょう。
同時に、あくなき利便性の追求はますます家事の外注化を促進し、金さえあれば
低年齢層の独居生活すらも可能(家庭のホテル化から社会のホテル化?)となって
来る続きのではないでしょうか。
これは、あくまでも、「生涯単身者」問題を「性」という一面からのみ捉えた
見方ですが、「性」があたかもコンビニエンス・ストアでインスタント食品を購
入する如く手にはいる現状を見ると、単身者増大の条件の一つになっているのは
確かだと思いますし、又、都市社会のの象徴的な側面でもあると思います。
対人不適応が主因の生涯単身者 土師欠
078 [92/08/02 07:23] MHH03433 (ただ とも)女性からの解放
という土師欠さんの言葉を拝見して、うむむっとうなってしまいました。
「利己的な遺伝子」などを読むと、なんか自分の固有と思っている観念自体が
遺伝子君の策略であるような気もしてきて、「複雑な彼」ならぬ「複雑な私」を
覗き込みたくなるのですが、それが「解放」のようにとらえられるのなら、そ
れでもいいかなぁ、と思ったりして……。
私の住んでいる町田市の町田駅前にいきますと、いつも例の「合同結婚式
参加者募集」をやっとります。結構、人がひっかかってますよ。もしかして
生涯未婚率の高いのと関係あるかもね。
極私的書き込みは、以後控えたいと思います。すみません>皆さん
個人的会話を殆ど交わさずにレンアイするのは、私の得意技かもしれません。
>>価値観が共有できる感じだったのでしょうか
ですか? どうでしょう。同じ価値観の人間っていますか? また、一緒に
暮らしてみないで、価値観の差とか一致が正確にわかりますかね?
ま、程度問題でしょうが、価値観の差を理解して尊重し合うということが必
要なのではないかな。私の場合、配偶者と相当の価値観の開きを感じます。
相対的なものですから、それでも、他人様とよりは近いものがあるのかもし
れません。それで、私は自分の価値観には少々自信・確信を持ち、彼の価値観
には大いに自信・確信を持っています。そんなことから、価値観を共有するよ
りも、相手の価値観を好きになるほうがおもしろいのではないかと思うように
なりました。
079 [92/08/04 16:59] MHH00073 人類は、地球に必要なのかなぁ?
土欠師さん
「最近の男性の造精子能力が、以前に比べて著しく低下」
この記事は、たぶん朝日だったと思います。ヨーロッパ人の男性
の精子数が激減しており受胎させる能力が著しく減少したというも
のではないでしょうか。
このことに関連して思い浮かべるのは、人間の増殖が地球の意思
によって妨げられ始めたのではないか、などというSF的妄想であ
ります。地球にとってガンである人間を始末すべく何らかの防御機
能が動き始めたとか。ううん、これってうめずかずおの14才の発
想ですが、妙に納得させられるなぁ、彼の作品は。
あーっ、暑い話ですか、あいすみません。どうも結婚問題などが
話題になると、不愉快な記憶が甦るものですから。
猿学の見地から人間を見るということ、歴史フォーラムのアフリ
カ史会議室で東海大学の先生がやっておりますよ。なかなか面白く
て、とうとうその方の著書まで購入致しました。
080 [92/08/05 19:09] QFF00565 dando もうひとつの男と女の新関係
土師欠さんの言われる「社会の単位を家族から個人に」という指摘は的確
だと思いますし、今度明らかになった「生涯未婚一割」が最も明瞭に要求し
ていることでしょう。ある意味では、それだけ自由度の高い社会に移行し始
めたとも言えるのでは・・・。実は、今年は低用量ピルが解禁されるはずで
した。そう、ちょうど今頃には解禁されて、日本における男と女の関係に新
しい要因が加わるはずでした。
いま国内で使われているピルは副作用が出るほど強すぎ、欧米で一般的に
なっている避妊ピル−−つまり低用量ピルが女性から待ち望まれていました。
それがだめになったのは、厚生省がエイズの蔓延を恐れたからで、コンドー
ムによる日本の古典的な避妊こそが目下、最善の対策という判断です。ピル
が広く使われるようになると、子供をつくるかどうか決める主導権は男から
女に移るので、いろいろな波紋が出そう、仕事が増えると楽しみにしていた
のに、がっかりしたものです。
利己的遺伝子はこんな「ジクザグ」まで演出はしないかな。そうだ、世界
人口が飽和点に達するという状況も、遺伝子DNAの利己的ふるまいからす
ると、予想していない状況でしょう。自分を中心にした遺伝子だけ残すため
に、余分な人類の殺戮、つまり戦争が始まるのかもしれませんね。
081 [92/08/05 20:23] QFF00565 dando サル学専門家との対話を紹介
===サイエンスネット上で進んでいる、サル学専門家との対話を抜粋紹介します===
◆「心のデザイン」第6部働く脳物質 から<<隔離が生む暴力>>◆(再掲載)
------ 本文省略 --------
<Alopex>サルの「隔離」実験は、日本では糸魚川さんのところで研究されて
いますが、アメリカでは、ハーローをはじめ、多くの心理学者が手がけました。
それらの結果を総合すれば、要するに、赤ん坊のころから母親や遊び仲間とい
っさいつきあわないで育つと、まともな社会生活が送れなくなる、ということです。
(中略)記事にもありますが、「隔離」と「攻撃」には相関があるようです。でも、
たぶん、直接的な因果関係はありません。攻撃自体は、正常な社会交渉でも機
能しているのです。また、「隔離」実験は、あくまで異常な処置をとったとき
の「異常な行動」の研究であって、何が「正常な行動」にするのかを示唆しません。
dando さんは、学校での暴力の「隔離」との関連を推測させる形で記事
をまとめておられますが、これはレトリックでしょうね。新聞という大衆
メディアだから許される表現なんだと、妙に感心しました。(後略)
<dando>「レトリック」というのは正解ですが、とにかく、正常な場合でこ
んなふうに調べられているケースがないのだから仕方ないというところでしょう。
そういう前提で考えてみると、なにやら「うかがわせる」ものがあるのでは。
人間でも、見るここと触れることは、原初的なところで意味がありそうな感
じもしますし・・・。
<Alopex>ニホンザルは、ヒトの近縁種とはいっても3000万年以上昔に分
岐しているし、社会のしくみもまるでちがいます。だから、もう少し人間の行
動発達についての研究がなければ、そのデータから「うかがい知る」ことは、
なかなか難しいと思います。ニホンザルでは、人間以上に社会的な調整が難し
いので、おそらく、隔離の影響は大きくなるだろうと考えています。
(中略)dando さんの記事を読んで少し気になったのは、「攻撃」が「異常」
であるかのように読み取れるところです。人間の社会では、「暴力」はなくす
べきものかもしれません。でも、動物にとってみれば、自分と他人の関係を調
整するひとつの手だてです。テナガザルなら、自分のなわばりを維持するのに
不可欠なものだし、ニホンザルやチンパンジーなら、集団生活で自分の個性を
伸ばすための重要な要素です。だからこそ、そのための武器である「犬歯」が
発達しているのです。(犬歯は仲間とのけんか用で、食肉類とはちがい、捕食
者に対してはほとんど効果がありません)。
攻撃は、社会の仕組みと密接に結びついて機能しているのですから、攻撃だ
けを社会からえぐり出してしまおうとするのは、むずかしい。
攻撃しかしない動物は、共存できません。一方、群れるイワシは、共存して
も「けんか」をしません。そのかわり、個性もない。人間が社会的に生きてい
くためには、「けんか」も必要だと思います。
人間は、ぼくの見解では、かなり小さなグループで暮らしてきた長い歴史が
あって、大きな集団での個体関係を調節する心理的な機構の進化がたち遅れて
います。そういう意味で、「暴力」をうまく使いこなすことが不得手なように
思えます。
ただ、人間は、生物学の原理だけでは生きていない。それが、人間の生物と
しての欠陥です。もし、生物学の原理が、人間の行動原理より普遍性をもって
いるなら、人間は滅亡するでしょう。
暴力のない世界をつくることはできないと思いますが、暴力をコントロール
することはできます。それが、人間の生存にとって「吉」なのか「凶」なのか、
だれも知りません。
<dando>「暴力」が人間という生物種にとって何か、これは哲学的な展開に
なってきました。とりあえず、脱帽です。で、確かにそうですね、人間は社会
的生き物といいながら、社会を組み立てる原理をもっていなくて、転び転び、
組み上げては壊してきたのが歴史ですよね。それと、わたしたちの脳内の構造
との関係が見えて来るのは、いつのことになるのか。
<Alopex>「攻撃」は、いまも昔も霊長類学のテーマのひとつで、いろんな概
念が提出されています。ぼくの考えは、それほど正統的なものではありません。
ダーウィニズムは、生物の攻撃について説明しながら、また同時に共存をも
説明します。現在の霊長類学は、それまでの「攻撃」一辺倒の理論構築から、
より現実をふまえた「共存」を考慮した方向に進んでいます。そういう意味で、
ぼくの考えも、異端ではなさそうです。
脳内の構造とか機能が見えると、思考する存在が理解できるのかどうかは、
いっこうに解決されない命題ですね。(後略)
082 [92/08/07 11:15] GEE00424 はなこ 「ピルそしてエイズ」
はじめまして。常連でROMしております。
低用量のピル、解禁されずに残念に思っております。本来、エイズとは別問題です
のに。これではいつまで経っても「避妊はあなた、妊娠は私」という日本女性の立場
は変わらないじゃないですか。
ところでKINOさんの「人間の増殖が地球の意志によって妨げられ始めた」とい
うご指摘、最近私も感じ始めています。エイズもその「地球の意志」の現れなのでは
ないかしらん。だいぶ前ですけど、家の中にたくさんのアリが入ってきて困ったこと
があったのですが、「アリメツ」という薬を使ったら一日もしないうちにいなくなり
ました。蜜のようなものをアリの通り道においておくだけなのですが、アリにとって
はとてもおいしいものらしく、しかもそれをなめてもすぐには死なず、仲間全部がな
めおわった頃、毒が効くらしいのです。エイズと聞いて「アリメツ」のことを思い出
してしまいました。
団藤さんの「サル学専門家との対話を紹介」の中で「赤ん坊のころから母親や遊び
仲間といっさいつきあわないで育つと、まともな社会生活が送れなくなる」とありま
したが父親の存在はどう関わるのでしょう。サルの父親が子ザルとどう関わるのか、
全くわかりませんが、人間はどうなんでしょうか。特に最近の日本では父親って家に
いないですよね。サルのように実験するわけにはいきませんが、父親が家にいる子と
いない子の、例えば「攻撃性」の比較は統計学的にはできるのではないかしらん。
083 [92/08/07 21:39] MHH00073 はなこさんよーこそぉお〜〜/KINO
ぎゃーっ、新しく書き込みをしてくれた人がぁ〜〜っ!
はなこさまーーっ、よーこそぉっつ!
ぴる(ビールぢゃないよぉん)のことですが、現在のような大容
量タイプのものは、やっぱり女性にとってひどく残酷なものだと思
います。もう、随分と昔のことですが、日本と同じような大容量ぴ
るをヨーロッパで使っていた頃、とりわけ北欧で女性の肉体がブク
ブクと肉が付いたと聞いております。
まぁ、その時期にヨーロッパをぶらぶらした経験のあるボクとし
ても、その説にはうなずけるものがありました。ぴるの解禁って、
に産婦人科あたりが商売優先で反対をしているのが認可されない真
実の理由のように思います。そりゃ、KINOKお馬鹿さんがくー
そうしているんぢゃって言われれば反論しませんがねぇ。
しかし、このままでは、日本の女性ってものが「産む道具」であ
り続けるかどうかの別れ道でもあるかもしれないね。そりれは、い
つまでも日本の男は自立出来ないかもしれないなぁ。日本の男は、
結婚する前ってママ、ママッてなもんでママに依存して、結婚する
とせっくすの相手として女性を扱い、他方でママッ、てな調子で甘
えようとするところがある。そのあたり、どうにもボクなんかが日
本の男を見ていて不愉快に感じる部分ではありまする。
「エイズもその「地球の意志」の現れなのでは」
うんうんっ、ボクもそー思うよぉ。つまりね、人間ってものが地
球にとって必要かどうかっていう問題だと思う。まぁ、人間の存在
なんて、地球って生き物から見たらその程度の価値なんだと思う。
そのあたり、みょーなひゅーまにずむなんかを振り回すってことで
指摘されたら、まぁ、これまた反論せずに「はいはいっ」と素直に
従っておきますが。
「アリメツ」
うーん、こりは手強そうなネーミングだなぁ。蟻を全滅させるか
らアリメツっていうんだろぉなぁ。確かにはなこさんのいうよーに
エイズなんかもヒトメツの新型なんぢゃないだろか。むほほっ、も
しもそーだったら、血友病なんかで事故として感染した人など、本
当に気の毒でなぐさめの言葉もないですよぉ。もちろん買春なんぞ
で感染した人には、ボクはちーっとも同情しないもんねぇ。
「サル学専門家との対話」
このせんせっ、なーんだ、歴史Fのアフリカ史会議室に書き込み
をして下さっている東海大学のせんせぢゃないですか。パソコン通
信の世界って、まぁ、なんとも狭いもんだなぁ、しみじみっ。
KINO
084 [92/08/10 14:26] GEE00424 はなこ 「世の中せまいもんだ」
KINOさんの書き込みを読んで、ふと思い当たることがあり歴史Fのアフリカ史
を覗いてきました。文面から察するとAlopexさんという方は、E先生ですね。だとし
たらです。E先生と私、同じところで働いています。机の位置も直線なら10M以内
ってなところ。(御本人に確かめればいいのですが、何せ今は夏休みなもので・・)
残念ながら私は「サル学」とは無縁ですがE先生のサインぐらいはいただけます!?
しかしパソコン通信の世界も狭いもんですねえ。
閑話休題(それはさておき)
開業産科医の収入のかなりの部分が妊娠中絶によると言うのはよく聞きますが、ピ
ルの解禁がそんなところから反対されているとしたら何か悲しいものがありますね。
(表立った反対理由ではないでしょうが。)
ところでRU486という人工流産薬があるのですが御存知でしょうか。フランス
あたりでよく研究され、臨床にも使われているのですが、日本ではこれについてはウ
ンでもなければスンでもない。中絶のとき麻酔を使えない女性が少数ですがいること
を考えると、臨床研究ぐらいしてもいいんじゃないかと思うのです。
安全確実な避妊方法を与えられず、妊娠したら痛い思いをして身も心も傷つくのは
女性、日本女性の立場ってあんまりですよね。「産む性=耐える性」という図式から
解放されない限り本当の男女平等は実現しないんじゃないかなぁ。こんなところから
も「生涯未婚一割」というの妙に納得したりして・・。
085 [92/08/10 17:11] QFF00565 dando 父親不在の影響を考える
はなこさんには、とても参考になるメールをいただいたのに、ご返事をして
いません。ちょっと「料理法」を考えていますので・・・。
さて、子供のころに父親を欠くと「攻撃性」がどうなるのか−−データとし
て思い浮かぶのは、10年ほど前に高知家裁の調査官グループがレポートを出
している件くらいしかありませんね。これも高離婚率に関係しているのですが
離婚家庭の子供の非行状況が、ちょっと特異だそうなのです。高知は開放的な
土地柄なので婦女暴行などの性的犯罪が非行のかなりの部分を占めます。とこ
ろが、離婚家庭の子供には性的犯罪に当たる非行が少なく、非行の対象は専ら
物になります。つまり物を盗む行為ばかりで、人を対象にした非行にはならな
いようなのです。離婚家庭というと、おそらく父子家庭よりも母子家庭が多い
でしょう。性的犯罪が正常な行為だとは言いませんが、こんな差が現れる以上
人間の内面への影響はあると考えています。企業戦士の夫不在家庭でも、同じ
影響が現れていないか、皆さん、点検してみてください。
えーっと、ピルのことですが、今度、問題になった低用量ピルは薬局で自由
に売られるものではなく、やっぱり婦人科医による処方を原則としています。
だから、商売上の思惑で阻んだのではないと思っています。やっぱり「エイズ
主犯説」を取りたくなるのです。
KINOさん、パソコン通信の世界って狭いんです。通信人口が100万人
にもなったというけれど、書き込みを「量かける質」の積でみていると、人口
数万人の時代からそんなに増えている気がしません。